かつてはアイフルなどがキャッシングのテレビCMでは独壇場でしたが、最近はカードローンが勢力を伸ばしているようです。

「おまとめローン」という言葉をテレビや新聞でよく目にするようになりました。おまとめローンとは何をおまとめするのでしょう?

最近、テレビCMなどでもすっかりお馴染みとなったカードローン。「貸出には審査があります」のセリフ通り、審査を通過できないと契約は出来ないのはアイフルなどと同じですが、普通に社会人生活を送り、クレジットカードの支払い延滞なども無ければ、審査に落ちることはそれほど多くありません。

カードローンが登場して数年が経過したころ、今度は「おまとめローン」という新しいローン形態が登場しました。

一度契約してしまえば、その後はコンビニATMからいつでも利用できるという手軽さ。アイフルなど消費者金融のキャッシングサービスとやっている事は同じでも、カード利用というスマートさで、世間にすっかり認知されています。

そのせいか、複数のカードローンを契約し、複数枚のカードを使用して借り入れしてしまう方が急増しています。かつてはアイフルなど消費者金融でも問題になりました。

おまとめローンは、複数のローンを利用して返済がままならなくなった方の救済に役立ちます。

「おまとめローン」とは、複数のカードローンやキャッシングを1社に借り換えることで、毎月の返済額を圧縮しつつ、返済を正常化させるものです。例えば100万円を3社から借りていて、毎月の返済額が3万円×3で9万円なら、これを1社からの300万円に借り換えする事で、毎月の返済額を5万円程度にするという方法です。

アイフルには融資枠が最大で500万円のおまとめローン「おまとめMAX」という商品があります。最長で10年間、120回払い出来るため、マイペースで返済できるおまとめローンです。

アイフルなど消費者金融も今では信販会社と同じ規制を受けるため、昔に比べて利用しやすくなっています。連帯保証人も不要で利率は12〜15%。多くのカードローンよりもアイフルのおまとめローンは利率が下がる可能性もあります。

以下は、なぜおまとめローンが世に出てきたかの背景です。

急増する返済に行き詰まる人を食い止めようと、国は法律を改正して、金利の制限と総量規制を導入しました。総量規制とは昨年の収入実績の1/3以上貸しつけてはいけない、という信販会社と消費者金融に対する規制です。一方、銀行はこの規制の対象外となりました。アイフルなども規制の対象になります。その結果、多くの消費者金融が経営悪化。銀行の傘下に入りましたが、アイフルは私的整理を選び、独立を維持しています。

困ったのは信販系やアイフルなど消費者金融のカードローンやキャッシングなど、複数の借り入れを行っていた人たちです。A社で借りてB社に返すという自転車操業で時間稼ぎをする人も少なく無かったのですが、その手が使えなくなってしまいました。

一般的なカードローンやキャッシングは、借り入れ総額に応じて毎月の請求額が増加する「残高スライド方式」による自動引落しが多いため、残高不足で引き落としが失敗し、信用情報が傷ついてしまい、更に借り入れが出来なくなるという悪循環となり易いのです。

アイフルを始めとしたおまとめローンは契約時に返済月額が決まるため、月額は変動しません。

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